新型コロナウイルス感染症の体験記

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先月、新型コロナウイルス感染症に罹患しました。

今回はその闘病の様子を書いていきたいと思います。

園芸の話はほとんど出てきませんが、どなたか困っている方の参考になれば幸いです。

私自身は、新型コロナウイルス感染症のみならず、様々な感染症に備えて日頃から対策をしているつもりでした。手洗い、うがい、こまめな水分補給。
新型コロナウイルス感染症が第5類に引き下げられた後も、人混みや電車の中ではマスクをしていました。また、常にアルコール除菌ウェットティッシュを持ち歩き、持ち物や自分が座る机などを拭いていました。

それでも感染したのは父からうつされたからです。いわば家庭内感染です。
家族全員かかってしまいました。

発症前

11月19日、父が時々咳をするようになりました。
いつものことかと思い、私は今までのような感染対策をしつつ普通に過ごしていました。
20日になっても父の咳はおさまりません。父の体温は37℃台。夜はかなり咳をしている様子。

21日になってもおさまりません。私は体調に何も問題がなかったので、朝から晩まで学校に行っていました。
私が異変を感じたのは21日から22日にかけての明け方。
午前4時頃、喉と舌がへばりついたような感覚で目が覚めました。唾を飲んでみるとヒリヒリして痛い。ここまでの喉の痛みは久しぶりです。慌てて起きてうがいをし、痛いのを我慢して水分補給をし、「アズレンスルホン酸ナトリウム」という成分が含まれたのどスプレーを喉に噴霧しました。私が使っているスプレーは「パープルショット」という製品です。喉が埃っぽい時、ムズムズする時、イガイガする時に使うと症状が和らぎます。「アズレンスルホン酸ナトリウム」に消炎作用があるからです。

私は普段から気になる症状があればパープルショットを使っています。

その日もいつものようにパープルショットを使い、痛みがあらかた治まったので、再び就寝しました。パープルショットは効くなあ、と思いながら。

発症日:なんだ、余裕じゃん!

朝起きてみると少し喉の痛みがぶり返した感じがします。

うがいをし、水分補給をしてパープルショットを使った後も喉の痛みは残ります。
体は元気なので普通に植物のお世話をした後、痛みを我慢して朝食をとっているとだいぶマシになりました。

免疫力を高めるためお腹にカイロを貼りました。
母も喉の痛みがあるようです。
学校が休みだったので、クリスマスの準備などをしてゆっくり過ごしていると、なんだか脚がムズムズしてきました。
はじめは気のせいかなと思って無視していたのですが、だんだん無視できないほどの感覚になってきました。

脚が何となくこそばゆい。ムズムズして脚をソワソワ動かしたくなる感覚。
こんな感覚ははじめて体験しました。

さすがにおかしいと思って熱をはかってみると37℃台前半。

その後もこまめに体温をはかっていると、どんどん上がっていきます。

夕方になると熱は38℃近くになり、脚のムズムズは強まってきます。

しかし、脚のムズムズと軽い喉の痛みがあるのみで、体はあまりしんどくないので、いつも通りゆっくりお風呂に入りました。

お風呂から上がって少し休んだあと、体温をはかってみると38.8℃
さすがに焦りますが、お風呂上がりなのとカイロを貼っているせいだと考えて気を落ち着けました。

食欲もあったので夕食の席につきましたが、脚のムズムズが最高潮で全く食事に集中できない。
脚をさすったりバタバタ脚を動かさないと耐えられないほど。

あまりにも不愉快なのでロキソニンを飲むことにしました。
熱が下がれば脚のムズムズも治まるかも。
熱は39℃近くまで上がり、その状態がある程度続いたのだから、免疫もそれなりに活性化したはず。今から熱を下げても問題は無いと判断しました。

私はロキソニンが大好きです。
頭痛が時々起こるのと、生理痛が辛いことがあるので、その時にはロキソニンを飲みます。
ロキソニンを飲むと30分足らずで症状が無くなり、気分も爽快になります。いつも私を助けてくれるロキソニン。
今回も助けて!ロキソニン…!

食事を中断してロキソニンを飲み、20分ほど待っていると脚のムズムズは嘘のように消えていきました。

喉の痛みも嘘のように消えました。
大喜びで食事を再開し、いつもより少なめに盛ったご飯とおかずを完食しました。

食事の後、熱をはかってみると37℃台前半まで下がっていました。
体もしんどくありません。

良かった良かった。
念のため、喉にパープルショットを噴霧して11時頃には布団に入りました。

午前4時過ぎに喉の痛みで目が覚めましたが、ちょうどロキソニンの効果が切れる時間なので仕方ありません。うがいをして水分をとり、パープルショットを使うと喉の痛みが和らいだので再び布団にもぐりこみました。あとは朝までぐっすり。

発症2日目:喉の痛みがひどくなっている…

目が覚めた時、再び喉が痛くなっていました。
唾を飲み込むとかなり痛い。
うがい、水分補給、パープルショットのトリプルセットもあまり効かない。
朝食として母がおじやを作ってくれました。昨日のお鍋の汁をご飯とあわせたものです。
母もまだ喉が痛いのと体がだるいようです。
私も若干体がだるい。体温は37.5℃前後。

食事を始めましたが、喉が痛くて進まない。

埒が明かないので薬を飲むことにしました。

母のすすめで母と一緒に「ベンザブロックL プレミアム」を飲んでみました。
30分ほどすると2割ほど喉の痛みがおさまったので、無理やりおじやをかきこみましたが、イマイチ進まず、三分の一ほど残しました。

食事で体力を使い果たしたので横になりましたが、喉の痛みのせいで眠ることはできません。

唾を飲み込むと痛いので、唾を飲むたびにいちいち苦痛です。

テレビでは阪神タイガースとオリックスバファローズの優勝パレードの真っ最中。
いいなあ、パレードを見れた人は…
こんなおめでたい日に自分は病気か…泣

リビングでゴロゴロしていると少し体力が回復したのでさっき残したおじやを少し食べました。

喉の痛みはまた少し強まってきました。
時計を見ると午後2時。
「ベンザブロックL プレミアム」は1日3回、食後に飲むことができます。

おじやを食べたし、これを昼食とカウントしよう。朝飲んでから4、5時間経ってそろそろ薬の効果も切れる頃です。再び「ベンザブロックL プレミアム」を服用。

ところが、いくら待っても全く効いてきません。

変わらない喉の痛み。

熱は37.5℃前後をウロウロ。体はあまりしんどくないので、夕方にはお風呂に入りました。
お風呂から出たあと、ますます喉の痛みが強くなりました。

夕食が終わったら何か鎮痛薬を飲もうと思っていましたが、夕食が始まるまで耐え難く、ロキソニンを飲むことにしました。

ロキソニンは空腹時に飲むと胃が荒れる恐れがあるので望ましくはありません。

コップ一杯ほどの牛乳で胃の粘膜を保護してから飲みます。

ご飯を食べる前にどうしてもロキソニンを飲みたいときはこの「牛乳作戦」を取っていますが、特に問題が起きたことはありません。
胃があまり強くない自覚がある私でも何も問題は無いので最低限牛乳で大丈夫なのだと思います。(連用はオススメしません)

体に良かろうとコップ一杯の牛乳にハチミツを混ぜ、温めて飲みました。これが喉にしみて泣きそうなくらい痛い。

気合いで一杯飲みきり、ぬるま湯でロキソニンも飲みました。(ぬるま湯も痛い!)

いつも通り私を助けて、ロキソニン…!

ロキソニン信者の祈りもむなしく、喉の痛みは軽くなりません。

食事が始まり、意地になってお鍋の具材とご飯を口にしようと試みますが飲み込めません。

諦めて父が買ってきてくれたケーキを食べました。

ケーキは美味しかったです。

ちゃんと食欲と食べ物を美味しいと感じる感覚は残っています。

また、生クリームは少しだけ喉に優しく、何とか飲み込めました。

相変わらず喉の痛みは強く、夕食前にロキソニンを飲んでから4時間以上経っているので、寝る前にもう一度薬を飲むことにしました。

今度はカロナールにします。
カロナールは病院から処方される薬ですので自己判断で飲むのは望ましくないのですが、以前歯科医で処方されたものがまだ余っているのです。

カロナールは大変よく効くので期待大です。

痛いのを我慢してぬるま湯で流し込みました。

布団に入ったものの、いっこうに効いてくる様子はありません。
ロキソニンもダメ、カロナールもダメ
打つ手なし、万事休す。

布団に入りましたが、唾を飲み込むたびにいちいち喉が痛くて苦痛でたまりません。

金輪際唾を飲みたくない、という気持ちになるので口の中に唾をためるのですが、横になっていると喉に唾が落ちてきて気道が塞がる感じがして苦しい。
唾を全部吐き出すわけにもいきません。
こんなときに限って唾はどんどん湧いてきます。

一時間ほど横になって唾と格闘していましたが、苦しくて体を起こしました。
私は普段、健康のために1日1L以上の水を摂るようにしているので、今、圧倒的な水分不足であることは火を見るより明らか。
台所におりて水を飲もうとしますが、痛くて飲むのが辛い。

時刻は午前1時。ネットで喉の痛みをやわらげる方法を調べると、塩水うがいや氷を食べる方法が見つかりました。

水道水に適当に塩を溶かしてうがいをしてみるとあまり痛くはない。そういえば塩分も足りてないなと思って飲んでみると、痛いし何だか薬臭くてまずい。

喉の上部よりも喉の下部が痛いと分かりました。ライトで照らしながら鏡で自分の喉を見ると、咽頭とその周辺、さらに咽頭の奥も真っ赤で爛れたような見た目。
要するに喉全体が真っ赤。

続いては氷を食べてみます。

冷凍庫から氷を一つ摘んで口に放り込むと、冷たさが少し心地よい。

溶けた分を飲み込むと痛いが飲めなくもない。

しかし、氷は口の中であっという間に溶け、ただの水になります。水になったら結局痛いねん!

あれ、直接喉を冷やせばいいんじゃね…?

調べてみると、そのような情報はあまり出てきません。むしろ、あまり推奨されていない様子。
喉を温めて、温かいものをゆっくり飲んで十分に休息しましょう、なんて情報ばかり。
温かいものを飲むとめっちゃ痛いし、痛くて休めないなら困ってんねん!!
そういえば、ゆっくりお風呂に入り、上がった後に喉がより痛くなったことを思い出しました。

温めると逆効果…?
さっそく冷やしてみよう。
若いモンが実験や!凍傷になっても知らん!(体の弱い方は真似しないでください)

まずは家にあった「冷えピタ」を喉に貼ってみます。
ちょっと気持ちいいけど、全然物足りない。

そこで、夏のお出かけに重宝した水で濡らすクールタオルを使ってみます。今年の夏は、クールタオルで保冷剤を巻いて使っていましたが、これが効果抜群。今年も熱中症になりませんでした。

今回は、全部濡らすと具合が悪いので喉に当たる部分だけ軽く濡らして振ります。そこに保冷剤を3個のせ、キャンディの要領で折り畳んで端をねじり、首に巻きます。

うん、気持ちいい。
でも、まだ物足りない。ほんのり冷えたタオル越しの保冷剤じゃ足りない。

これはもう保冷剤を直アテじゃ!
保冷剤を直接喉に押し当てると、やっと満足感が。
普通の状態でこんなことをしたら冷たくて無理だと思いますが、今は平気。

むしろ、燃えるような痛さを忘れられます。
しかし、保冷剤を喉から離したり唾を飲み込んだりすると相変わらず痛い。

喉全体が痛いので、顎の下、両耳の下辺りの三点を冷やすと痛い部分に冷たさが行き渡って気持ちいい。

ごくごく薄い大きなハンカチに保冷剤を3つ包み、首に巻いて三点を冷やしながら床に戻ります。

少し休めるかと思いましたが、ウトウトしながら唾を飲むたびに痛さで目が覚めます。保冷剤はすごいスピードで溶けていきます。

一時間ほど床の中で格闘していましたが、また苦しくなり、起きてうがいをし、水分を摂り、保冷剤を替えました。

結局、一時間ほど床の中で格闘しては苦しくなって床から出て、一時間ほど座った状態で喉を冷やすという動作を繰り返し、夜を明かしました。

朝の7時から8時にかけて、奇跡的に30分ほど眠った以外は全く眠れず。

発症3日目:ついに病院へ

全く良くならない喉の痛み。顔色も悪く、まるで死人のよう。
気分の落ち込みも半端ない。
園芸は一切する気が起きないので何もせず。

さすがに病院に行こうと思いました。

朝食もとらずに母とともに病院に向かいました。

母は昨日、かなり気分が悪く、しんどそうで、今日には痰が出始めています。

峠は越えたという感じでしょうか。私は峠というものすらない感じ。

病院は私たちと同じような人でいっぱいでした。
診察はあっという間に済み、喉の痛みを訴えるスキはありませんでした。

検査の結果、母も私もコロナウイルス感染症でした。
もう治りかかっている父もおそらくそうでしょう。

結局、特効薬の「ゾコーバ」とカロナール、しょぼい漢方薬のカプセルを処方されました。

カロナール効かないんですけど…と訴えるスキもなく…

請求額は薬代だけで2人で2万ほど。
今まで見たことのない金額!

3割負担でこれですから、自己負担だとすごい金額に。
ゾコーバがダントツで高いです。

喉の痛みが解決しなかったことに絶望しながら、とぼとぼと家路につきました。

ゾコーバは1日目だけ昼食後に一回3錠飲まねばなりません。

何かお腹に入れないといけないので、アイスクリームを食べることにしました。

昨日、冷たい生クリームなら食べられたことをふまえてです。

6個入りで一箱のスーパーカップをいただきます。
これは、いつも買い置きしています。美味しいので。こういう時はなおさらありがたい。案の定、アイスクリームは今までで一番喉に優しく、痛いのは痛いが何とか食べられます。
冷たさと乳脂肪分が私の爛れた喉を労ってくれます。

カップ1個を5分足らずで平らげ、ゾコーバとカロナールと漢方薬を飲みました。
相変わらずぬるま湯が痛い。おまけに、ゾコーバは1cm弱のそこそこ大きい錠剤で、私の喉を完膚なきまでに痛めつけて通過していきます。

もちろんカロナールは一切効かず。

朝からずっと喉を冷やしていますが、冷たくはありません。

体温は朝から37.5℃前後をウロウロ

もちろん眠ることはできず、死人のような顔をしながら数時間過ごし、お風呂に入りました。

喉の痛みを強めないよう、大好きなお風呂は短めで我慢。

上がったらすぐに喉を冷やしますが、いっこうに痛みは治まらず。

夕食は、またアイスクリームです。

ところが、昼間より痛みがひどく、1カップの三分の二くらいしか食べられません。

両親はまだ咳や痰が残っているようですし、食欲モリモリとはいきませんが、お米とお鍋を食べています。

固形物を摂取する二人を恨めしげに見る私。

私も固形物が食べたい…

薬も飲まないことにしました。

毎食後にカロナール1錠、漢方薬のカプセル2錠を処方されたはずですが、どうせ痛いだけで効かないなら飲みたくもありません。もう知らん。

残ったアイスクリームを冷凍庫に戻す時、情けない気分になりました。

30分に1回くらいパープルショットを喉に噴霧しますが、気持ち良いのは噴霧した瞬間だけ。
すっかり不貞腐れて喉を冷やしまくり、床に入りました。
もちろん首には保冷剤。

床に入ると相変わらずの喉の痛さですが、いつのまにか一時間ほど眠っていました。

こんなに喉が痛いのに妙だ。

その後もなぜか一時間ほど起きては一時間ほど眠るを繰り返しました。
一時間ほど眠って、喉の痛さと唾がひっかかる苦しさで目が覚め、床を這い出て水分補給とパープルショットの噴霧、保冷剤の交換をして座って休むという動作を繰り返しました。

結局、合計で4、5時間眠ることができました。

我ながら器用なこと。
自分の適応能力を誉めてあげたい。

発症4日目:気が狂いそうだけど、頑張る…

時は11月25日の朝です。

ここで精神的な辛さがピークを迎えました。
喉の痛みが全く良くならなかったからです。

朝起きて若干の期待感をもってうがいをし、水分を摂りましたが痛みは変わりません。
相変わらず喉全体が赤く爛れたような見た目。
咽頭が充血してタコさんウィンナーのようになっています。
そして、唾を飲むたびに肩がモクモク動くくらいの痛み。
喉の痛みは、時間にして丸二日以上、日数にして三日間も続いています。

情けないやら悲しいやら悔しいやらで、居間に入り、こたつの横に突っ伏しました。

このまま治るのだろうか、もう一度固形物を食べられるだろうか、神様、良い子にするから治して、治らなかったら誰か殺してくれ、でも死にたくはないよう…

泣きたい気分だけど、喉がますます痛くなるのが分かっているから涙も出てきません。

いつもは考えないようなこと、色々な危ない感情が溢れてきて、二時間ほど転がっていました。

いつまでもそうしていても気分が滅入るばかり。

お昼になりました。

1日1回、昼食後にゾコーバを飲まねばなりません。2日目以降は1日1錠でOK。

無理やり体を起こし、昨日残したアイスクリームを取り出します。

口にしてみると何とか食べられそう。
無理やり掻き込み、なぜか再び気力が湧いてきたので、冷蔵庫にあった牛乳パックをガッと掴み、湯呑みに一杯注いで気合いで飲みました。

牛乳の冷たさと脂肪分が少し喉に優しい。
栄養バランスはめちゃくちゃだけど、水分とカロリーとタンパク質は摂れている。
最低限生きれるだけのものは摂れている。

気合いでゾコーバも飲みました。
効いているのかは全く分かりません。

ゾコーバを飲むとますます気力が沸いてきました。
そもそも、喉が痛いだけで体はあまりしんどくありません。
体温も37℃台前半。

自分の夕食用にゼリーを作ることにしました。

今までの経験で「冷たいもの」「個体は論外だが液体よりも流体(?)」「乳脂肪分」の3つの条件があれば喉に負担がかからないことが分かってきました。

つまり、柔らかい冷たいゼリーやプリンなら食べられる。確かにゼリーやプリンは風邪の時の食べ物として定番です。

プリンを作るほどの気力はないので、ゼリーを作ります。

いつも飲んでいるメロン味カルピスを水と牛乳で割ります。

メロン味カルピス、本当に美味しいのです。ですが、どこにでも売っているわけではないので、見つけたらまとめて買って常備しています。

メロン味カルピスは濃い目に。
すっきり感とまろやかさを両立させるため、水と牛乳半々くらいで割ります。
軽くレンジで温め、お湯で溶かした粉ゼラチンを混ぜ、カップに流し入れて冷蔵庫で固めます。
型抜きをしないので柔らかめでOK。

あっという間に完成しました。

夕食の時間までに無事に固まり、美味しくいただきました。
お風呂で温まると喉の痛みがひどくなるので、お風呂の前に食べました。

今までで一番優しく喉を通りました。
味は美味しいのですが、カルピスの酸と牛乳が反応してモロモロした感じになってしまいました。

あまりにも喉に優しく、あっという間に平らげました。

甘いものばかり食べているので、しょっぱいものが食べたい。

折よく、冷たい枝豆のスープがあったことを思い出しました。

スーパーのおつとめ品コーナーに放り込まれていたのを何となく哀れに思い、買ったものです。


粉をキンキンに冷えた牛乳で溶かして飲んでみました。

塩味と枝豆の香りが染みる~
塩水うがいとは比べ物にならないくらい美味しい。

調子に乗ってハイペースで飲んでいたら喉の炎症部位にクリティカルヒットしたのか、刺すような痛みが出てきたので反省してやめました。
スープは半分くらい残ってしまいました。
明日飲むことにして冷蔵庫にしまいましたが、昨日食べかけのアイスクリームを冷凍庫にしまった時のような情けなさはありません。

その後はお風呂に入り、上がるとすぐに喉を冷やして就寝時間までゆっくり過ごしました。

相変わらずの喉の痛み。
まるで喉全体に針が刺さったかのような痛みです。

時々、喉の一部に大きなガラスの破片が刺さったかのような痛みも起こります。

でも、今日の午前中のように突っ伏して嘆いたりしません。
明日には治ると信じるだけの気力が残っています。

保冷剤で喉をキンキンに冷やしながら床に入りました。
喉の痛みを抱えて寝るのは3日目ということもあり、ますます慣れてきました。
すぐに眠気が襲ってきて二時間ほど眠った後、痛みと不快感で目を覚まして布団から出て水分補給をし、パープルショットを噴霧して保冷剤を交換し、座って過ごしました。
これを三回繰り返し、その後は朝9時過ぎまで眠りました。

発症5日目:喉の痛みが治ってきた!

起きた直後は相変わらずの喉の痛み。
しかし、うがいをして水分補給をし、パープルショットを噴霧して様子を見ていると、昨日より2割くらい痛みが減ったような気がします。
また、昨日までは、喉全体に針が刺さったかのような痛みに、時々喉の一部にガラス片が刺さったような鋭い痛みが混じる形でしたが、今はガラス片が刺さったような痛みだけになっています。

喉の左横にガラス片が刺さったような痛みです。昨日、枝豆スープで痛め付けた箇所です。
喉の左横だけを冷やせば済むため、簡単で良い。
体温は37℃台前半。

昨日全く出来なかった庭仕事も出来ました。
植物に水をやり、枯れた葉や花がらを取り除く余裕まで。

朝食なのか昼食なのか分からない時間ですが、昨日作ったカルピスゼリーを食べ、ゾコーバを飲みました。

その後は喉を冷やしたままゆっくり過ごしました。

さすがに勉強や家事は手につきませんが、寝ることもできないし、テレビを見て過ごしました。
でも、テレビを見るのすらちょっと疲れてしまいます。また、本を読むと気持ち悪くなるので休み休み読まなければなりません。

夕食の時間になっても喉の左横が痛いのですが、昨日に比べて痛みは4割ほど減少。

夕食は父が買ってきてくれたプリンにします。
2日目にしてすでにカルピスゼリーに飽きたからです。

何個か買ってきてくれていたので、セブンイレブンの宇治抹茶プリンをいただきます。
おいしえ~
セブンイレブンのスイーツまじで外れなし。

プリンを食べ終わると、母が白菜とベーコンのスープを作って飲んでいたのが羨ましくなり、液体だけ茶碗に注いでもらいました。

温かいものを飲むと痛いので常温で。

痛いながらも飲むことができたし、とても美味しくて調子に乗ってスープの具材も食べてみることにしました。
3日ぶりの固形物…!

少しだけですが何とか食べられましたし、白菜もベーコンもすごく美味しかった。
なんだか泣きそうになりました。

よく頑張った、私

そろそろ薬も効きそうな気がしたので、カロナールと漢方薬を飲みました。

若干効いたらしく、痛みは昨日の半分くらいに減りました。

お風呂に入った後も引き続き喉を冷やし、定期的にパープルショットを噴霧します。

昨日までは焼け石に水状態だったパープルショットも効いてきたような気がします。

床に入るころには痛みは昨日の4割くらいに減少。
喉は保冷剤で冷やしています。

唾が喉に引っかかった気持ち悪さで2回、目が覚めました。

1回目は午前3時頃。カロナールが切れる頃だと思うので納得。
牛乳を一杯飲んでカロナールを飲み、再び眠りにつきました。

午前6時過ぎに再び喉に唾が引っかかって飛び起きましたが、喉の痛みはそこまでひどくありません。うがいと水分補給をし、パープルショットを噴霧してまた眠りました。

発症6日目:固形物を食べるぞ!

11月27日の朝を迎えました。

朝起きた直後の喉の痛みはピーク時の半分くらい。うがいをして水分補給をし、パープルショットを使って休むとピーク時の3割くらいに。ずいぶん楽になりました。

体温は37℃。平熱が高めなのでほぼ熱はない状態。

若干体がだるいが、気力は十分。さっそく庭仕事を済ませます。

さて、朝食です。

固形物が食べられそうなので、カップラーメンとお茶漬けを食べることにしました。あとは母が作ってくれたスムージーも。

カップラーメンはCMで話題の「イカまみれ」!

パッケージも可愛い。固形物完全復活の記念に写真撮影↓

「イカまみれ」、とても美味しかったです。CMでは「普通がうまい」とか言ってますが、普通のシーフードヌードルより美味しかった。イカの旨みがすごい。

そして、闘いの後の固形物。より美味しく感じる。うますぎ。生きてて良かった。

アツアツのお茶漬けも余裕。温かいものを飲んでヒーヒー言っていた時が信じられない。

あっという間に完食。ごちそうさま。

その後は普通に食事が摂れました。そして、食事がとにかく美味しい。感謝感激。

喉の痛みが完全になくなったわけではありません。油断なく喉を冷やし続けます。痛みがぶり返したら最悪なので。

喉の痛みは減りましたが、相変わらず喉全体が爛れたように赤い。

本日分のゾコーバ1錠、毎食後のカロナールと漢方薬の服用も完了。

今日は、時々コホコホと咳が出て、痰がポコっと出てきます。うがいをすれば取れるので苦しくありません。

そういえば今まで咳がほとんど出ていません。父と母は咳がかなり出ていて、既に痰が絡む段階を越えたようです。私だけ咳が出ない代わりに喉の痛みが持続したのです。

若干鼻水も出ますが、サラサラとした鼻水で鼻をかめば取れます。

お風呂から上がった後も抜かりなく喉を冷やし、寝る前には牛乳を一杯飲み、ロキソニンを飲みました。これでほぼ喉の痛みは消えました。唾を飲んでも水を飲んでも痛くない!

久しぶりに安らかな気持ちで布団に入り、快眠をむさぼりました。念のため、寝る直前まで保冷剤で喉を冷やし、布団の中でも一個だけ保冷剤を当てました。夜中に一回だけ喉が乾燥した感じで目が覚めましたが、うがいと水分補給、パープルショットで事なきを得ました。

自宅待機期間終了後

11月28日、自宅待機の期間が終了しました。

体温は36.7℃で平熱。痰と鼻水も出ておらず、咳も出ません。喉の痛みは治りました。食欲も通常通り。

さすがに体力に自信がなく、学校は休みましたが、家に食材が無いので近場に買い物に行きました。

外に出ると、青い空や、紅葉した山々、人のお家の植物など、見るもの全てがいつも以上に美しく、心に沁みる。

いつも遊んでくれる近所のワンちゃんにもご挨拶。また感動。感涙。治ったよ〜私

スーパーでは、消毒とマスク着用を徹底。途中で疲れて倒れたらどうしようかとドキドキしましたが、特に問題なし。

欲望のままに食材を買い込みました。それから、ホームセンターでカブトムシの土も買いました。

私がコロナにかかる前、カブトムシの土にカビが生えてしまい、替えようと思っていた矢先にダウンしました。日に日に広がるカビを見て、カブトムシたちに大変申し訳なく、彼等に何かあったらどうしようかとやきもきしていたのでホッとしました。

帰宅して普通にお風呂に入り、夕食も普通に食べました。とにかく何もかもが美味しい。

最後のゾコーバを飲みましたが、痛み止めは飲みませんでした。

しかし、油断なく喉を冷やし続け、定期的にパープルショットを使います。

夜になると、保冷剤が冷たく感じるようになって続けられなかったのでやめました。今までは保冷剤を直に喉に当てても何も辛くなかった。喉が燃えるように痛かったせいでしょう。異常な状態でした。やっと正常な感覚に戻った。幸い、凍傷にもなりませんでした。

布団に入る時、念のため保冷剤を一個握りしめましたが、もう必要なさそう。

すぐに眠気が来て握りしめた保冷剤は手から滑り落ち、朝までぐっすり眠りました。

29日以降は学校にも行き、アルバイトも普通にこなしました。

周りの経験者たちからは、思った以上に体力が落ちているから気をつけろ、とのアドバイスを次々いただきましたが、もともと体力に自信がないのでピンと来ません。

でも、体の状態をよく観察して無理しないように心がけました。

時々、肺か肋骨かわかりませんが、胸がチクッと痛むことがあるのが気になります。また、いつもよりお腹が緩いです。

それ以外気になることはないですが、母は今も時々咳き込んでいます。

また、健康維持のため、ビタミンCを摂取しています。体調が万全でないときに積極的に摂りたい成分です。発症日に飲み始めたものですが、喉の痛みがひどい時は飲みませんでした。
基本的にサプリで摂取しますが、時々ドリンクに置き換えています。ビタミンCドリンク、美味しいので

若干疲れやすく、集中力や文章を読む力が鈍っているように思いますが、一週間も休んでいたのだから仕方ありません。

気分は爽快で、気力は有り余っています。
辛い痛みを乗り越えたこと、普通の日常を送れていること、ご飯が美味しいこと…
色々なことが嬉しく、ありがたい。

コロナにかかって自分が生まれ変わったような気持ちにすらなります。

本当に辛かった。
喉の痛みで死にやしない、とは思っていましたが、丸四日強い痛みが続いたのはきつかった。
あと一日以上続いていたら精神に異常をきたしていたかもしれない。

痛いからといって何も食べず、水も飲まなければ危険な状態になっていたかもしれない。

喉を冷やすのは良くないと思ってそのまま温かくしていたらもっと苦しかったかもしれない。

無理やりにでも水を飲み、食べられるものを見つけ、少しでも自分が楽になる方法を探った自分を誉めてあげたい。

結局、高熱が出て耐えがたいほどの下半身の違和感に襲われたものの、薬を飲むとすぐ下がり、咳も痰も鼻水も出ないのに喉の痛みと微熱だけ続き、最後にわずかな痰と鼻水が出ただけの変な病気でした。

家族みんな、それぞれ症状が違ったのも不思議です。
両親は咳がひどかった分、痰が出て私より少し短く治りました。
しかし、母には後遺症として咳き込みが残ります。
私も胸がチクッとする症状がいまだに続いていますし、疲れやすさもあります。
高額のゾコーバは効いたのか効いていないのか分かりません。
症状を1日程度短縮し、後遺症のリスクを半減させるという研究結果もあるようですが、飲んでなかったらどうなったかなど分かりません。
普通に辛かった。
ゾコーバを処方された時点で熱はずいぶん下がっていましたし、喉の痛みは飲んでも治まらなかった。


また、1年ほど前に3回目のワクチン接種もしましたが、それの効果も分かりません。
毎年2月に沖縄で開催されるプロ野球の春季練習を見に行くために必要だったので打ちました。ワクチンの副反応が激しかったなあ、という思い出だけ。腕が上がらなくてロクに園芸もできず、39℃以上の熱が出たこと。熱が下がっても薬の効かない謎の頭痛が数日間続いたこと。

私の大好きなロキソニンが効かなかったのは、ワクチンの副反応による頭痛と今回の喉の痛みだけです。

今回、他の症状が落ちついても喉の痛みだけ激しかった理由を推察してみました。
私は、自己免疫が暴走して自分の喉を攻撃していた可能性があると思っています。
冷やすことで喉の炎症が治まるとともに、免疫細胞が落ち着くのではないかと思い、ひたすら冷やしました。
これは医学的な見解に基づいたものではありませんし、調べてもそのような見解は見つかりません。
しかし、喉の冷やすことで少し楽になり、気が紛れたことは事実です。

風邪の時は喉を温め、よく休みなさい、と言われますが、それが出来ないときは冷やしてみるのが一つの解決法になるかも。
体の弱い方にはオススメできませんが。

私は感冒にかかると咳が長引き、時には吐きそうなくらい咳き込んだり、横になれないくらい痰が出たり、治った後も咳が残ったりすることが多く、「咳喘息」と診断されていますが、今回はそれが無いのが不幸中の幸いです。

普通の風邪やインフルエンザに比べて長引かずに治る印象です。喉の痛みがひいた後の爽快感、治りました感、無敵感は今までの感染症には無かったものです。もちろん長引く人、咳やその他後遺症が残るケースも多いようです。

もう二度とかかりたくないし、万が一かかったら喉を冷やすと決めています。

しかし、今回苦しい思いをしたことで、健康のありがたさ、日常を送れることのありがたさを改めて感じました。
体力が追いつかないくらい、気力だけはあふれ、新しい自分に生まれかわったような爽快感をいまだに覚えています。

そして、何より普通にご飯が食べられるありがたさを噛み締めています。何もかもがより美味しく感じます。

療養中、喉の痛みに関わらず食への欲望だけあったのが不思議です。体はあまりしんどくなかったからです。
治ったら何を食べようか考えていましたし、料理本や飲食店のチラシを見たりして欲望を高めていました。

治ってから食べたもので特に印象深いのが「カツオのたたきのサラダ」です。
生魚が好きなのですが、療養中は喉を通るわけもなく、魚への欲望だけがムクムクと膨らんでいました。
特に、鉄分やDHAたっぷりの青魚が食べたい。
今足りない成分…

治って初めての買い物で、カツオのたたきを買い、欲望を満たしました。

スライス済みのたたきと、洗浄済みのカット野菜(タマネギメイン)を盛り付け、粗びきガーリックと庭で摘んだミニニンジンの葉をのせただけの30秒サラダです。↓



普段は、タマネギを切って水にさらしたものと、自分でカットしたカツオのたたきを使いますが、今回は簡単に。

とても美味しかった。
カツオの血合いが細胞に染みました。

好きなものを食べられるって本当に幸せ。

コロナにありがちな味覚障害や嗅覚障害がなかったのが不幸中の幸いです。

私の知り合いで味覚障害に苦しんだ人が何人かいて、話を聞くだけで恐ろしかったです。

こってりラーメンを食べても味のないドロドロした物体にしか思えなかったり、料理にいくら塩を入れたか分からなくなったり。
私なら精神に異常をきたすかもしれない…

普段から感染対策はしていましたが、家族からうつされるとどうしようもありません。というか大抵の感染症は父からうつされます笑
身の回りでは、複数回かかった人もいます。今後はかからないように家族全員で感染対策を徹底していきます。

経過、総評、対処法(しんどい方はこちらを読めば大体の内容が分かるよ)

最後に、私の新型コロナウイルス感染症の簡単な経過と総評、対処法などをまとめます。
今までの長文体験記を読むのがしんどい方、めんどくさい方は以下を読んでください。

経過

11月19~11月21日:父が咳と熱を発症

11月22日:私の発症日。明け方、喉の痛みで目が覚める。日中、熱と下半身の違和感、軽い喉の痛み。夕方には39℃近くの熱とひどい下半身の違和感、喉の痛み。ロキソニンを飲んで全ての症状は緩和。

11月23日:明け方、喉の痛みで目が覚めるが、対処すると軽減し、再び就寝。朝、目が覚めると強い喉の痛み。喉全体が赤く爛れたような見た目になる。体温は37.5℃前後。日中、夕方も強い喉の痛み。食事は進まず。午後から解熱鎮痛剤が効かなくなる。就寝中、喉の痛みで眠れず、一時間おきに体を起こして過ごす。ネットで対処法を調べ、塩水うがいや氷を食べる方法を実践するが、効果は薄い。あまりの苦痛に、保冷剤で直に喉を冷やすことに。ほぼ眠れず。

11月24日:朝から強い喉の痛み。体温は37.5℃くらい。朝食も摂らず病院を受診。帰ってからアイスクリームを食べ、処方されたゾコーバ、カロナール、漢方薬を飲む。カロナールは効かず。入浴後にさらに強い喉の痛み。夕食のアイスクリームは完食できず。カロナールと漢方薬は飲まず、就寝。一時間眠り、目が覚めて一時間体を起こすという状態を繰り返す。合計睡眠時間は4時間程度確保。

11月25:昨日から変わらない強い喉の痛み。精神的な負担もピークになり、朝食が摂れない。昼前、昨日残したアイスクリームと冷たい牛乳を摂取し、ゾコーバを飲む。喉を冷やし続け、入浴の前に夕食。ゼリーと冷たいスープ少し。入浴後も喉を冷やし、就寝。二時間ほど眠り、喉の痛さと唾が引っかかる苦しさで目が覚めて体を起こして対処するというのを3回繰り返し、朝まで就寝

11月26日:喉の痛みは若干マシになるものの固形物が摂れない。ゼリーを食べる。体温は37℃台前半。喉の左横にガラス片が刺さったような痛みがあるので重点的に冷やす。夕食は入浴前に。プリンと常温のスープの液体を。スープの具材も少し食べる。喉の痛みがピーク時の半分くらいになったので、追い討ちとしてカロナールを飲む。若干効いたので就寝。途中、2回ほど喉の痛みで目が覚めるが対処して就寝。

11月27日:朝起きた直後の喉の痛みは、ピーク時の3割くらい。対処すると固形物が食べられそうなくらいになったので、普通に朝食。その後も普通に食事。体温は37℃台前半。ゾコーバは飲むが、痛み止めは必要ない。時々咳が出て痰が出てくるのと、さらさらした鼻水が出る。本を読むとすぐ疲れる。普通に入浴する。喉に保冷剤を当てると冷たく感じたので中止。喉の痛みはほぼ無くなるが、目視すると喉は赤い。就寝。途中、喉が乾燥した感じで目が覚める。

11月28日:自宅待機の解除日。体温は36℃台後半の平熱に。咳、鼻水は無し。喉の痛みも無し。喉の赤みも治まってくる。普通に食事し、最後のゾコーバを飲む。近場に買い物に行き、少し疲れたが特に問題は無し。入浴、睡眠も全く問題なし。

11月29日以降:学校、アルバイト等に普通に行っている。時々、胸がチクッと痛み、すぐ治まる。お腹が緩い。集中力が落ちている感じがするのと、文字を読むと疲れる。しかし、気力は十分で気分は良い。

総評

最初は、喉の痛み、下半身の違和感、高熱があり、今流行っているインフルエンザだと思った。薬を飲むと、高熱も下半身の違和感もすぐ解決したこと、咳や鼻水がほぼなかったこと、体があまりしんどくなかったことは幸いだったが、喉の痛みがとにかく辛かった。
ひどい痛みが4日ほど続いた。あれ以上続いていたら精神的におかしくなっていたかもしれない。
ただ、治りの早さや治った後の体調面、気分を考えると、普通の風邪やインフルエンザより厄介でない印象。ただ、これは個人差があるし、ゾコーバが効いたのかもしれない。あと、ゾコーバは高い。
家族全員かかったが、症状や経過は一人一人違う。両親は咳が辛そうだったし、体がだるいときもあったようで、私ほど食欲は無さそうだった。咳も出ずに喉の痛みに苦しみ、両親が食べている固形物を羨ましがって食べ物のことばかり考えていた私とは対照的である。母の病後があまり良くないのが心配である。味覚障害、嗅覚障害が無かったのが幸い。今はご飯が美味しく、生きる喜びにあふれている。出来ることを見つけながら乗り越えた自分を誉めてあげよう。複数回かかる可能性は大いにあるので、気をつけなければならない。

私が実践した対処法

・熱が上がりきったところで解熱鎮痛剤を飲み、食事、睡眠に支障が無い状態にし、しっかり食べ、寝た。
・ロキソニンやカロナール、ベンザブロックLなど様々な解熱鎮痛剤を試したが、服用間隔は規定にしたがって空けた。発症二日目の午後から発症四日目までは効かなくなった。効かなければむやみに飲まなかった。
・痛みに効いても効かなくても、消炎効果に期待し、パープルショットは使い続けた。MAXで痛かった時も使えば少しだけ楽になったし、治りかけにはよく効いた。
・水分不足は命に関わるため、無理やりにでも水分補給はした。塩水、冷たい牛乳は比較的喉に優しい。温かい飲み物は余計に喉が痛くなる。
・食べられそうなものはとにかく食べる。アイスクリームやゼリー、プリンなど。温かいものより冷たいもののほうが食べやすい。固形物は無理だが、液体も痛いのでゼリー状のものが良い。また、乳脂肪分は比較的喉に優しい。アイスクリームを常備しておいて本当に助かった。必要最低限のカロリーが摂れた。
・喉があまり痛くない時にはビタミンCをサプリやドリンクで摂取。今も続けている
・寝れなくても夜は布団に入る。苦しくなったら体を起こせばよいが、ずっと体を起こしていると徹夜状態になってしんどい。痛くても苦しくても体を横にしていればいつの間にか眠っていることも。
・喉を温めてゆっくり休もう!というアドバイスはコロナの喉の痛みの前では無意味。とにかく冷やすと少し楽になった。凍傷覚悟で保冷剤を当てていた。保冷剤が冷たく感じられるようになったら正常に戻ったということ。
・ピーク時には喉全体に針が刺さったような痛みがあり、次第に喉の左横にガラス片が刺さったような鋭い痛みに移行した。痛い場所にあわせて保冷剤の個数と位置を調整。一部分が痛いならそこを重点的に冷やす
・喉は冷やすが、体は温かく。お風呂にもしっかり入る。お風呂から上がると喉が痛くなるので入浴後はしっかり喉を冷やす。
・必ず治ると信じて気を確かに持つ。頭を抱えて嘆いていると気が滅入るので無理のない範囲で自分の食べられそうな物を作ったり園芸をしたり、テレビを見たりして気を紛らわせた。ただ、長く立ち働いたり、本を読むとだいぶ疲れた。
・病後は無理をしないように気をつける。
・病後もお腹が緩いが、できるだけしっかり食べる。療養中に摂れなかった栄養をしっかり摂る。消化機能が落ちているわけではないので、治ってすぐ生魚を食べても平気

最後に

ここまで、私の新型コロナウイルス感染症の闘病記録を書いてきました。
症状に個人差はありますが、一つの参考になれば嬉しいです。

療養中、新型コロナウイルス感染症に罹患された方のブログや体験記を読み、大変参考になりました。喉の痛みは必ず良くなる、と書いている方がいて、とても励まされました。

症状は辛いし、死にそうにならない限りは病院でしっかり見てもらえるわけではありません。数ある症例の一つにまとめられるだけです。
自分でなんとかするしかない部分が多いです。

今回の闘病で色々な対処法を学べましたし、自分の火事場の馬鹿力、問題解決能力みたいなものに気づけました。
もうかかりたくないけど。

健康のありがたさを噛み締め、これからも感染対策を励行していきたいと思います。
インフルエンザも流行っていますから、気をつけよう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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